2020.04.20
健康
家づくり
日常

「プロ」と「マニア」の違い

伊藤 甚宰

  昨年の、「令和元年台風19号」、そして今回の、「新型コロナウイルス騒動」と、次から次へ前例の無い一大事が起きると、平穏な日々がいかに有難いか…改めて分かります。

 現代の日本で、「フツーに」学校に行ける事、「当たり前に」仕事ができる事に、感謝する事になろうとは、誰が想像したでしょうか?

 一日も早く日常を取り戻せるよう、明るい気持ちで前を向いて頑張りましょう!

 ところで、先日、そのコロナ騒動で時の人となった、神戸大学病院感染症内科の岩田健太郎医師のお言葉に、あくまで個人的にですが、非常に感銘を受けましたので、失礼ながら、編集させて頂いたうえで、その一部をご紹介させて頂きます。

 「プロとマニアは違う」…
 感染症のプロは、感染症以外の事も知っておかなきゃいけない。
 「感染症に似ているけれど違う病気」も知っておかなきゃいけない。
 ~中略~
 例えば、ジャズのマニアは、朝から晩までジャズを聴いている人の事、ジャズのプロの評論家は、「ジャズとクラシックの違い」とか、「ジャズの歴史」とか、「ジャズの政治的な影響力」とかまで言えて、はじめてプロフェッショナルなんです。
 ~中略~
 相対的に世界を見る事ができて、はじめて感染症のプロなんだと思っています。

 「感染症」や「ジャズ」の部分を、「家づくり」に当てはめると…まさにその通りなんです。
 特にこの住宅業界には、自分では家づくりの「プロ」だと言いながら、実は「マニア」に過ぎない人が多いです。

 広く、相対的に「住まい」というものを見る事が出来るようにならなければと、まだまだ修行が必要だと、改めて考えさせられました。
 家の性能の事、家事動線の良い、暮らしやすいプランのご提案、お客様に寄り添った資金計画等、幅広い知識と経験で、お客様に接する事ができる人が、真の家づくりのプロだと思うのです。
 
 感染症のプロに感謝!
 エリーヌホームの伊藤でした!