2024.01.23
住まいのこと
日常

凍結予防について

スタッフ

こんにちは、エリーヌホームです。

今年の大寒は1月20日(土)から 始まり、2月3日(土)の節分までの15日間が「大寒期」とされ、1年で最も寒さが厳しいころと言われています。
北陸地方では今日から明後日にかけて今季一番の寒気が流れ込み、警報級の大雪と予想されています。
昨年1月下旬の寒波では、お施主様から「お湯が出ない」というお問い合わせが多数ありました。


一度ブログやニュースレターでもお伝えしていましたが、「凍結予防方法と対処方法を再度皆様にお伝えしたいと思います。


凍結しやすい気温と場所

凍結しやすい目安が、「気温がマイナス4度以下」とされており、氷点下が続く日は要注意です!
また、凍結しやすい場所が、

■外にある水栓柱
■北向きや日当たりが悪い場所に位置する水栓柱
■風の通り道にある水栓柱
■電気温水器、石油ボイラー、ガスボイラー、エコキュート等 です。

凍結予防と対策

■ふろ配管の凍結予防(フルオートのみ)

自宅を建てた際、「翌日が氷点下の時はお風呂のお湯は貯めたままにして下さいと言われており、氷点下になる日はお湯を捨てないように気をつけています。
入浴後、浴槽のお湯を残しておくことにより、外気温度が下がるとふろ配管に浴槽のお湯を自動で循環させて、凍結予防を行います。(ふろ配管の凍結予防運転)
※「凍結予防運転」についてはお使いの機種によってご利用いただけない場合がありますので、詳細は取扱説明書をご確認下さい。

■蛇口からお湯が出ない(台所、洗面、お風呂)、お湯はりができない

お湯がでない、お湯はりが出来ないときは、給湯機(貯湯ユニット)の給水配管やふろ配管が凍結している事が考えられますので、給湯栓(お湯側蛇口)を少し開いて解凍するのをお待ちください。
予防方法は、リモコンで湯温を「水」か「低温」に設定して、給湯栓を少し開いておいてください。
(1分間に200㏄(コップ1杯分)程度の水が出るように、お湯側の蛇口を開けて下さい。)

※湯水混合水栓にタイプによって開き方が異なります。


水道管が凍結したら…

①溶けるまで待つ
②水道管にお湯をかける


ここで注意していただきたいのが「熱湯をかけてはいけない」ということです!
熱湯をかけると温度差により排水管が破損する恐れがあるので、「50度程度のお湯」を使用しましょう。

【手 順】

①凍結している場所にタオルを巻く(タオルを巻くことで急激な温度変化を和らげます。)
②50度程度のお湯をゆっくりかける。
③途中で水道の蛇口をひねり、水が出るかを確認しながら続ける。

凍結が改善したら翌日に確認すること

①翌日、凍結が改善したら給湯器下より水やお湯が漏れていないかを確認する。
※配管が割れて漏水していないかを確認する。

②水道メーターや井戸ポンプが動いていないかを確認する。

※水やお湯を使用していないのに動いていると漏水の可能性があるため。


「もしかして!?」と思ったら、お気軽にご連絡ください!!

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