2019.11.01
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消費税10%増税後の、優遇税制とは?

伊藤 甚宰

10月1日から、消費税が8%から10%へと増税しました。

安倍政権は、増税により消費が大きく落ち込んで、景気が悪化する事を避けるために、様々な優遇税制が受けられる政策を、次々と打ち出しております。

近い将来に、家づくりを真剣に考えていらっしゃるあなたにとっては、本当に千載一隅のチャンスと言えるでしょう。

まず1つ目の優遇税制は、「住宅ローン減税」が10年から13年間に延長される事になりました。

借入金額と年収によって、多少違いが出てきますが、建物価格が2%高くなる分を、3年間のローン減税で、ほぼ還元される事になると思います。

そして、2つ目の優遇税制は、年収425万円以下の方々が対象だった、「住まい給付金」が、30万円~50万円の拡大される事になりました。
また、年収510万円以上の方々は、今まで給付金がもらえなかったのですが、今回からは、年収775万円以下の方々でしたら、10万円~40万円も支給される事になったのです。

最後の3つ目の優遇税制は、エコ住宅にすると、家具家電が買える、 「住宅エコポイント」商品券が支給される事になりました。

ですから、消費税増税後に家を建てた方が、約50万円前後も得をする事になったのであります。しかしながら、3つの優遇税制をゲットするためには、令和2年12月31日までに入居する事が条件となっていますので、ご注意ください。