2025.02.15
モデルハウス
住まいのこと
家づくり
建築家とつくる家

モデルハウスがお嫁に行くことになりました!

伊藤 甚宰

私には、43歳と41歳の娘がおります。
おかげ様で二人とも尊いご縁を授かって、20代で結婚することができました。

父親としては娘の結婚というものは、うれしさでホッとする反面、ある種の一抹の寂しさを感ずるものなんです。

生まれて初めて娘と腕を組みながらバージンロードを歩いて、行き着く先に待っているのは、お婿さんの新郎なのです。
引き渡す瞬間には、神妙な顔つきで笑ってはいますが、心では悲しくて泣いているのです。

私は最近になってお家が完成して、いよいよお施主様にお引き渡しの時期が近づいてくると、何となく『娘』を嫁に出すような感覚になって来るようになりました。

半年近くも、お施主様と何回も何回も綿密に打ち合わせをさせて頂き、最後に間取りと仕様が決まった時には、『赤ちゃん』が誕生したような気分になります。

お施主様に怒られそうですが、お引き渡しをして手放すのがもったいなく思えてくるのです。

平成12年から家づくりを始めさせて頂き、おかげさまで349人目の娘となった『モデルハウス』がお嫁にいくことになりました。

しかしながら、今度は10月頃の完成を目指して、建築家の先生とコラボする『平屋のモデルハウス』を建築する予定にしております。

当然お披露目をさせていただきますので、ぜひ楽しみにしていてください!

「損をしない!住宅ローンセミナー」で家づくりの不安を解消しませんか?