先日は数年ぶりに構造見学会がありました。
寒い中足を運んで頂いた方、どうもありがとうございました。
皆さん住宅の構造が気になっていたようでとても好評でした。
今回は制振装置『ダイナコンティ』のお話です。
制振装置?なにそれ?
聞いたことはあるような……?
ダイナコンティをつけると地震に強い家になります。
こんにちは。下沢です。
先日は数年ぶりに構造見学会がありました。
寒い中足を運んで頂いた方、どうもありがとうございました。
皆さん住宅の構造が気になっていたようでとても好評でした。
今回は制振装置『ダイナコンティ』のお話です。
制振装置?なにそれ?
聞いたことはあるような……?
ダイナコンティをつけると地震に強い家になります。
写真奥の方に見える斜めの木材は筋かい、木材同士をつないでいる金属が接合金物です。
こちらの写真の床に貼られている板は構造用合板と言って、どれも建物を固くして家が変形しないようにしています。
これらは建築基準法の耐震基準に適合し、建物の品確法に基づく耐震等級1の基準を満たします。これがエリーヌホームの標準住宅の強さです。
ちなみに熊本地震の被害状況について国土交通省がまとめたものがありました。
最大震度7を記録した益城町中心部の調査では、現行の耐震基準で建てられた木造の家(319棟)のうち、
①
倒壊・崩壊7棟
②
大破12棟
③
軽微・小破・中破104棟(うち耐震等級3は2棟)
④
無被害196棟(うち耐震等級3は14棟)
という結果があります。
上のうち③と④は住み続けられると判断されました。(補修が必要なものも含めます)
建築基準法の耐震基準(耐震等級1)は数百年に一度発生する地震でも倒壊しない建物の強さで、強い揺れに2度以上襲われることを想定していません。
しかし、大地震クラスの地震では1度の大きな揺れ以外にも何度も地震が続くことを経験したはずです。過去の地震では本震に耐えた建物が余震で倒壊したという報告もあります。
一度大きな地震を経験した建物には損傷が残ります。
もちろん住み続けることができる家も多く残りますが、繰り返し地震にあうと建物にはダメージが蓄積され耐震性能がどんどん低下していくことは事実です。
それは耐震等級3の建物でも同じです。
じゃあ、蓄積されるダメージを減らそう、ということで制振装置の出番です。
もう一つ地震の揺れを伝えにくくする免震構造がありますが、戸建て住宅で用いるには費用面、メンテナンス面のデメリットが大きいので省略します。
制振装置は地震の揺れを軽減します。
これを叶えるため、弊社で導入したものが『ダイナコンティ』です。
ダイナコンティはオイルの粘りを利用して地震の揺れをゆっくりにする効果があります。
これにより家の変形が小さくなり、建物へのダメージを減らすことができるのです。
建物への負担が少ないので耐震性能の低下を緩やかにすることにもつながります。
さらに、ダイナコンティは設置に関して専門の一級建築士が配置を計画し設置場所を決めるので、より安心です。
また、メンテナンスフリーで50年間効果が続き、性能が劣化しないので耐震性能をサポートし続けます。
ダイナコンティを体験した方からは震度5の地震が震度3程度に感じられたという感想もあったそうです。
ダイナコンティのメリットを挙げてみました。詳細はダイナコンティのホームページでも紹介しているので、ご覧になってみてください。
繰り返す地震から家を守るために制振装置を取り入れることもぜひ、ご一考ください。
設置に興味がある方は弊社スタッフまでお問合せください。
以上、下沢でした。
エリーヌホームは、魚津市、富山市、滑川市、黒部市、入善町、朝日町周辺で、完全自由設計の住まいづくりを行っています!
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