2020.09.10
社内の様子
家づくり

体質・文化・空気

伊藤 甚宰

 以前お付き合いがあったものの、近頃はご無沙汰している取引業者と、最近連絡を取る機会がありました。

  ご無沙汰している理由は・・・まずミスが多い事。

 ただ、これは生身の人間が行なう事ですので、致し方のないことだと思っていて、根本的な理由ではありません。
むしろ、その後の対応が悪い。こちらの方が大きいです。
 とても「違和感」がありました。
 
 私たちは、大事なお客様の家づくりをお任せいただく以上、協力会社様にも、それなりの対応を求めます。
元請の責任として、当然の事だと思っています。

 そう考えた時に、この取引業者の対応は、いつも、なんか、しっくりこないんです。

 今回、なぜしばらく振りに連絡を取ったかと言えば、かつてお引き渡しをさせて頂いた、OBのお客様宅のメンテナンス依頼でしたので、やむなくでした。

 結論から言えば、残念ながら「やっぱり駄目だ!」と再認識しました。

 誤解のないように言わせて頂きますが、私たちが望んでいるのはそんなに難しいことではありません。

 とにかく「報・連・相」が悪いのです。

 端的に言うと、「相手への配慮」が足りないと、感じさせるのです。

 企業を経営する身として、本当に恐ろしいなぁと思ったのが、この取引業者は、たまたまその担当者の個人の資質が悪い、という訳ではないのです。
 「どの」部署の「どの」方も、「いつも」独特のその雰囲気を醸し出しています。
いわゆる「企業体質」や「企業文化」というものでしょう。何十年も掛けてつくりあげられる、「空気」のようなものだと思います。

 私自身のお客様に対する考え方や、私自身の家づくりに向かう姿勢、これがスタッフの皆に伝染し、良くも悪くもエリーヌホームの「体質・文化・空気」をつくりあげているのです。

 とても大切なことを身を以って学ばせて頂きました。
 本当に感謝です。
エリーヌホームの伊藤でした。